
ジョブサイトひむろについて
ジョブサイトひむろの想い

誰もが安心して自分らしく過ごせる場を目指して。
日々の積み重ねの中で、
大切にしている想いをご紹介します。
ジョブサイトひむろは、これら
「つたえる」「つくる」「つながる」の
3つの実践を通して、
ご利用者一人ひとりの尊厳と
可能性を大切にし、
地域と共に歩む福祉を目指します。
グループ紹介

それぞれの個性やニーズに合わせた
多様な活動を行っています。
日々の取り組みやグループごとの特色をご覧ください。

ランドリー
ランドリーでは、地域の病院や消防署、遠く離れた工場から洗濯業務を受託し、洗濯物の回収、洗濯、乾燥、たたみを行っています。ご利用者は工程ごとに役割を持ち、日々の作業を通じて働く経験を積んでいます。
作業は個々に進めていることが多いですが、休憩時間はカードゲームをしたり、お誕生日会を開いてグループ内での交流の時間も取り入れています。

コミュニティ・ベース1
コミュニティ・ベース1では、室内での作業や外に出て取り組む
活動を組み合わせながら個別支援を行っています。
業務は主に地域でのポスティング作業を行っており、
実際の仕事として地域との関わりを持つことを目的としています。
ご利用者それぞれの特性や強みに応じた活動を提供しながら、
将来的には地域での活躍の場を広げていくことを目指しています。

コミュニティ・ベース2
コミュニティ・ベース2は、ドライブや散歩、室内運動などのプログラムを中心に活動しているグループです。
ご利用者が安心して過ごせる環境づくりや、個別のニーズ、個々の障害特性に配慮した支援提供をし、健康維持と日々の生活の安定を目指しています。

コミュニティ・ベース3
コミュニティ・ベース3は、楽しみながら身体機能を維持するということを主軸に置いて活動しているグループです。
それぞれの強みを活かした活動を提供するとともに、散歩、室内運動、外出などの活動を通して健康維持や生活の活性化を図っています。グループならではの活動として、月に1度、全員で体育館を利用した運動プログラムも実施しています。

ラボa
ラボaでは、手先が器用な方や仕事への意欲が高い方を対象に、
主に内職作業を行っています。個人の得意な作業に応じて作業内容を調整しており、安定した作業提供と成果の積み重ねを通じて、
「働くこと」への意識づけを支援しています。
また、健康的な生活リズムを整えることを目的に、作業とバランスをとりながら体を動かす活動も取り入れています。

ラボb
ラボbは、「働くこと」をスタッフと一歩ずつ経験していくグループです。まずは「身近な人のために役立つ」経験を重ねることを重視した支援を大切にしながら、ご利用者それぞれの状態に応じた作業環境を整えています。日々の活動を通じて、徐々に「働くこと」の意味や楽しさを実感できるよう支援しています。

ファーム
ファームは、畑作業を中心に活動しているグループで野菜の栽培、収穫、販売を通じて自然と触れ合いながら活動しており、収穫した野菜は自社ブランド『多彩・多菜(たさい)』として販売しています。また月に一回カフェを開催。得意なことを活かしバリスタ、デリバリー、バイヤーなどそれぞれに担当してスタッフや利用者の方に販売しています。

クリエイティブ・ベース
クリエイティブ・ベースでは、陶芸とアートを中心とした創作活動を行っています。陶芸では、自社ブランド『ひむろのつちもの』の制作や、粘土の再生といった作業に取り組んでいます。
アート活動では、自社ブランド『ETONE』に使用するデザイン制作や、作品展への出展を行っています。
ご利用者の創作活動が、社会への発信や商品化につながっています。
ジョブサイトひむろで働く

支援の現場で感じる
やりがい・日々の気づき・仲間との関わり。
ジョブサイトひむろで働くスタッフの声を通して、
その魅力をお伝えします。
- 今のお仕事に入ったきっかけは?
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私は福祉系の学部を卒業しており、もともとは児童に興味がありボランティアや実習に行っていました。就活で高槻の福祉フェアに行き、そこで北摂杉の子会を知り、見学してみるとこれまで知らなかったことがたくさんあって面白そう!と思ったのがきっかけです。
- どういう点が面白そう!と思ったのですか?
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小中学生の頃に障害のある友人がいたことがきっかけで、児童分野に興味があり、関わる機会もありましたが、その先をどのように過ごしているのか知らず、成人期の支援をみたことがありませんでした。見学で成人期の方々が過ごしている姿を見て、もっと知りたい、支援に携わってみたいと思いました。
- 働いてみてどうですか?
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働いて7年目ですが、毎日関わっているご利用者のことでも分からないことがたくさんあって、だからこそまだまだ予想外の行動だったり、日々小さな発見がありとても面白いです。
- どういうところにやりがいを感じていますか?
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成人期だからこそ、長い目で関わりながら支援を進めていけるので、スモールステップで様々な面で変化を感じられると嬉しく思います。ご利用者の年齢や生活もそれぞれ違って、各々のライフステージに合わせて支援していけること、長く関わらせてもらえることもやりがいに繋がっています!
- 職場の雰囲気やサポート体制はいかがですか?
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雰囲気はかなり良いと思います。ひむろはスタッフが全員ご利用者第一なのが大前提なので、やるかやらないかだったらやろう!というスタッフが多くそういう姿勢がとても好きで楽しいです。
サポート体制としては休んだらお互いにフォローしあう体制があります。また、今年度から主任になり今まではグループごとに支援が進んでいる感じが強かったですが、他のグループにも入ることが増え支援を共有できるようになりました!そのため、スタッフ一丸となって支援していく体制ができてきつつあると思います。

- 今のお仕事に入ったきっかけは?
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何か人の役に立つ仕事がしたいと考えていたところ、北摂杉の子会に出会いました。小学校の時にクラスメイトだった知的障害のある子との思い出が自分の中で楽しいものとしてあったことで、知的障害のある方の支援について興味があったので就職を決めました。嘱託職員としてジョブサイトひむろが開設した時の初期メンバーになった後は、出産などのライフスタイルの変化により非常勤職員に変更したりしながら、現在はまた嘱託職員として働いています。
- 働いてみてどうですか?
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ご利用者との日々のやり取りで一緒に笑えることや楽しさを共有できることが多々あり、そういったことがとても楽しく、また自分に合っているなと感じます。
- どういうところにやりがいを感じていますか?
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ご利用者の支援を行うなかで、そのご利用者にとって少しでもいい方向に進んだと実感できた時はとても嬉しく、やりがいに感じています。また、所属しているグループが陶芸・アート活動を行うクリエイティブベースなので、大学で学んでいた陶芸経験を活かせているということも楽しいですし、ご利用者の日々制作する予想外の作品を間近で見ることが出来るのもとても面白いです。
- どんな方が向いてる?働いてみたい方に一言
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う~ん…ご利用者に対して愛情を感じられる方ですかね。最初から愛情を持つのは難しいと思いますが、ご利用者と初対面から関わり関係性を築いていくなかで、お一人お一人違う個性の面白さを感じたり、その方についてもっと知りたいと思う興味などをきっかけとしてご利用者との関わりを楽しめる人が向いていると感じます。周りのサポートがあるため未経験の方でも働くことができるので、少しでも興味のある方は気軽に来てみてください。

- 今のお仕事に入ったきっかけは?
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大学では教育学を専攻し、学童など児童と関わる場所でアルバイトをしていました。そのため、児童分野で就職したいと思っていましたが、北摂杉の子会の理事長・松上と話している際に「成人の支援をしないと子どもの支援もできない」と言われて。今まで児童の世界しか知らなかったので、学んでみたいと思ったのがきっかけです。
- 働いてみてどうですか?
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最初の8年間は同じ法人内の「萩の杜」という入所施設で働いており、ジョブサイトひむろに来てからは1年目になります。ジョブサイトひむろはとても良い環境だと思います!構造化された部屋もあったり受注作業を受けていたり、地域に身近な存在としてジョブサイトひむろが存在していると働いていて強く感じます。
- どういうところにやりがいを感じていますか?
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スケールが大きいですが、利用者さんの人生を背負っているところです。例えば、支援学校を卒業してジョブサイトひむろに来所される利用者さんがいるとして、アセスメントから支援ツールを作成し使い方を提供して、成功も失敗もたくさん積み重ねていった20年後30年後には、積み上げてきた支援ツールと社会資源を元に一人暮らしができるかもしれない。障がいがあっても地域の方ともっと近い距離で生活ができるかもしれないと思うと、支援次第でその人の人生が更に良い方向に変わるということにわくわくしますし、頑張りがいもあります!
- 今後の目標は何かありますか?
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ジョブサイトひむろで取り組んだ支援を日本全国に宣伝や発信ができる仕事を目指してゆくゆくは世界に向けて実践報告できるような支援を実現したいと思っています。そのために利用者一人ひとりの「困りごと」に寄り添い、個別のキャリアプランを描き、チームで取り組み各関係機関との連携体制など強化しながら日々頑張っていきたいです。

